僕の性分。
やはり天邪鬼。
あものじゃくであり
”無いものを作る”
のが好きらしい。
別注しかり。
割とシンプルな洋服だとしても”自分の着方”を見つけるのが得意。
そうじゃないとつまらなくなってしまうという強迫観念を感じています。
これは洋服屋としての性分ですかね。
TAUPというネームをつけているアイテムは基本、シーズンの仕入れを行いながら
『なんか足りないな~』
っていう時にアイデアをしぼり作り出します。
良いか悪いかわかりませんが、こんなザックリとしたスタンスのTAUPを好いてくれる
皆様のおかげでなんとかやってこれました。
そんなこんなで今回はこんな感じ。
【TAUP】
-PIA REMAKE TROUSER-
¥13.500 + TAX
COL : ASSORT
SIZE : 30 /32 /34
いわゆるアメリカの囚人たちが履くデニム。
USA MADEのPIA DENIMのデッドストックが何本か出てきたので今回はこの素材を料理。
まず最初にポイントにしたのはコットン50% ポリ50%の素材感。
素材感ですがこれがまた野暮な印象なのです。
なので強引ですがピンタック(センタープリーツではなくセンターにステッチを入れプリー
ツを維持する方法)でシルエットを調整。
センターにプリーツが入ることで印象はガラッと変わります。
”囚人が履くものだけど結構きれい目じゃん”
という印象に変化しました。。
でもまだ何か。何か足りない。
ということで裾口をいじる結果となりました。
再度にスリットを入れ、ボタンホールを2つ配置。
これにより
フレアー、ストレート、テーパードの3タイプが一気に楽しめる1本になりました。
おススメはもちろんボタン外した状態のフレアーですがストレートやテーパーも
気分によって変化つけてみて下さい!
裾口のボタンはUS ARMYのレプリカを探してもらいつけてもらいました。
以外とここのところは油断しがちですが抜かりなく。
数は少なめで作ったので気になったそこの天邪鬼なひと!
試着しに来てください!
妙にそそられるパンツであることは間違いありませんので!
その日の気分を大事に。
日々変わる心模様。
それを楽しみたいもんです。
洋服屋として。
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